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動物福祉について
動物福祉は、感情の問題ではなく科学である。
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動物の苦痛は科学的に測定できる
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動物の行動は福祉の指標である
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動物福祉学は国際的に認められた学問である
動物福祉の概念
動物が肉体的・精神的に十分に健康で、環境に調和していること
動物福祉はそれぞれの動物の基本的ニーズ(自然な欲求や行動)を満たすこと
動物福祉の定義(OIE)
動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態。
動物福祉の原則
1968年にイギリスの家畜福祉協議会(FAWC)が提唱した「5つの自由」。
現在では、産業動物だけでなく人間の管理下にあるすべての動物(家庭動物、展示動物、実験動物)が対象となり、国際的な動物福祉の標準となっている。
5つの自由とは?
1.飢えと渇きからの自由
適切な食事と清潔な水が与えられているか
2.不快からの自由
適切な環境が与えられているか
3.痛み、負傷、病気からの自由
予防・健康管理がされていて、異常が見られた場合、速やかに獣医療を与えられているか
4.恐怖や抑圧からの自由
恐怖、不安や退屈など精神的苦痛が与えられていないか
5.自然な行動をとる自由
その動物種が自然な様子を表すことができるように種の生理・生態・習性にあった飼養管理がされているかどうか
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